最近ギターをYAMAHAのPacifica 112V(右)からFenderのMade in Japan Hybrid Ⅱ Telecaster(左)に買い替えました。
自分はギターをストックするタイプではなく、1本を使い続けるタイプなのでPacificaの方はメルカリで売りに出したのですが、発送で少々手こずったので備忘録がてらネットで売れたギターを発送する方法について書いていきます。
ハードケースの有無について
ギターの発送の難易度(手間)というのはハードケースの有無に左右されやすいです。
ハードケースをお持ちの方は、ギターが入ったハードケースを気泡緩衝材(プチプチ)で包んで宅配業者に渡すだけなので発送がかなり楽ですし、例えばヤマト運輸の宅急便のように、ハードケースによる発送しか受け付けていないサービスもあるので「ハードケースに入れてないから断られる」というようなシチュエーションを回避することができます。
しかし、自分は特にギターを頻繁に外に持ち出すわけでも無いのでハードケースは持っていませんでした。
ハードケースを買おうにも、最低でも8000円台となかなかの出費になります。数十万円するギターの発送ならこれぐらい仕方ない出費だと思いますが(そもそも高級ギターはソフトケースで管理しないと思うけど)、Pacificaのメルカリでの販売価格からすると「ハードケースを買うためにギターを売った」状態になってしまいます。
かといってソフトケースに入れたまま発送するわけには当然いきません。
どうしたものかと調べてみると、どうやら島村楽器がギターの梱包用ダンボールを販売していて、ゆうパックがハードケースに入れていなくてもギターを発送できるようだったので、今回はこの組み合わせでギターを発送することにしました。(佐川は送料が少し高い)
梱包用ダンボールの調達
島村楽器からダンボールを調達する方法ですが、ネットで買う方法と店舗で直接買う方法の2パターンがあります。
ただ、ネットで買うと送料が余計にかかるので今回は店舗で直接買う方法を取りました。
事前に電話で店舗に在庫確認して、レジで梱包用ダンボールを購入したい旨を伝えると裏から取ってきてくれました。
ちなみにサイズ感はこんな感じ。折り畳まれた状態で渡されるのでそこまで大きくは無いです。
後部座席にいい感じに収納できました。
梱包作業
ダンボールも調達できたことなので早速梱包していきましょう。
島村楽器の梅田ロフト店が画像付きでわかりやすく梱包方法を紹介しているのですが、一応ここでも梱包の様子を書いていきますね。
まずはダンボール下部をテープでガッチリ留めます。エレキギターは重さもそれなりにあるのでしっかり留ましょう。
ソフトケースに入れたギターと衝撃緩和用の丸め紙やエアークッションなどをダンボールに入れて、なるべくギターが衝撃の影響を受けないようにします。特にネック周りは衝撃に弱いので気を付けましょう。
段ボールの上蓋部分が余るのでカットしていきます。
あとはダンボール上部をテープで留めて完成!
のはずだったのだが…
ゆうパックの最大サイズ問題
梱包もできたしあとは発送だけだなーと思い、事前に段ボールのサイズを測ってみると三辺の合計が174cm。
ゆうパックの最大サイズは170cmなのでギリ発送できないサイズです。
ここら辺もう少し考えて欲しかったなー島村楽器さん。
しかしもう梱包してしまったので、ここは4cmの誤差を許容してくれることに賭けてダメ元で郵便局に持っていくことにしました。
しかし案の定受け付けてもらえませんでした😭
ということで174cmのダンボールを170cmに収まるように加工していきます。
ギターは中で動かないようにエアークッションなどで固定してしまっているのでもう外に出すことは出来ないため、ダンボール上部それぞれの角に縦6cmぐらいの切り込みを入れて高さを削るという戦略を取りました。
これで三辺の合計が実測値で169.5cmになったので、無事ギターを見送ることができました。
発送にかかった費用
最後に発送にかかったトータル費用を計算してみます。
これが分かるとメルカリなどでギターを販売する際に価格設定しやすくなるのではないでしょうか。
まず、島村楽器販売の梱包用ダンボールが1320円、埼玉・静岡間のゆうパック170サイズの送料がスマホ割適用で2230円。
合計で3550円という結果になりました。
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