Rainy75でも標準ファンクションキーをMacで使いたいんだー！

だいぶ前からコトコト系のキーボードが欲しくてずっとどれにしようか悩んでいたのですが、最近やっと腹を決めてコトコト系キーボードの代名詞的存在(?)であるRainy75を買いました。

店頭で試打してみて「ちょっと高音の主張が強いな〜」なんて元々は思っていたのですが

この動画を見つけてしまいまして、、これめっちゃどタイプな音なんですよね。

ホットスワップ対応のキーボードなんだしあとでスイッチだけ変えれば良いか！と吹っ切れて買ってしまいました。

今まではRazerのBlackWidowやHuntsmanだったり、東プレのREALFORCEといった有名どころのキーボードしか使ってこなかったので、中華キーボードならではの扱いの難しさというのを早速痛感しています。

そのうちの1つが「Macで標準ファンクションキーを使う」です。

中華じゃないキーボードを使用しているからしたらはぁ？って感じかと思いますが

という要件を満たそうとして自分は詰まってしまいました…。

今後忘れた時のために備忘録がてらこの要件を満たすための設定方法を残しておきます。

キーボードのモードを切り替える。

Rainy75はFnとMを3秒間長押しすることによってWindowsモードとMacモードを切り替えることができますが、今回はこれをWindowsモードに設定します。

Macで使うんだからMacモードでしょ！となる気持ちはとても良くわかりますが、Windowsモードにしないと今回の要件を満たせませんでした🤔

Commandキーが左側、Optionキーが右側に来てればWindowsモードになってます。

キーボードをWindowsモードにしているので当然CommandキーとOptionキーが本来のMacのキー配置と逆転してしまっています。

これをKarabiner-Elementsを使って反転させます。

散々擦られたネタで調べればすぐに解説記事が出てくるのでここでは設定方法の解説を割愛します。

余談ですが、後述のVIAを使ってキーをリマップしてもOKです。

自分はWindows機でこのキーボードを使うこともあるのでVIAより上のアプリケーションレイヤーでキーのリマップ設定を行っています。(VIAを使うと今度はWindowsでRainy75を使う時にWindowsキーとAltキーが逆転してしまう)

まずはRainy75を有線接続 or 無線レシーバー接続した状態でVIAを開きます。

(少なくとも自分の環境では)自動でRainy75を認識してもらえなかったのでVIA設定用のJSONを手動で読み込ませます。

WOBKEYのサポートページにJSONファイルのダウンロードリンクがあるのでファイルをダウンロードします。rarにて圧縮されているので解凍しておきましょう。

続けて、VIAの画面のSETTINGSタブ→Show Design Tabのトグルスイッチをオンに、DESIGNタブが新たに表示されるようになるのでLoad Draft Definitionボタンから先程ダウンロードしたJSONファイルを指定します。

CONFIGUREタブに行くとRainy75のキー配列が表示されるはずですが、自分の環境では一部しか表示されなかったのでページをリロードします。

リロード後は正常に表示されました！

左上の方にLayer 0 1 2 3と小さく表示があります。

このうち、Layer 1がFnキーを押下した時の設定のようなので、Layer 1を選択します。

Bluetoothの接続先指定ボタンなどと被るので、一旦これらをF1〜F4から1〜4に移動させます。

そして、Magic Keyboardのメディアキーの配置を参考に、VIAでもF1からF12に対して同じようなメディアキーをアサインしていきます。

これで、ファンクションキー単体で押下した時は標準ファンクションキー、Fnキーと組み合わせて押下した際はメディアキーとして機能するようになります！

Rainy75が手元に届いてからまだ3日ぐらいしか経っていないのですが、案外US配列にも適応できてきています。

それよりもアクチュエーションポイントが浅めなことのほうが慣れが必要かもです…。今のところこれが原因で誤打が多くてちょっとストレスです🥲

職場ではJIS配列のREALFORCE、家ではUS配列のRainy75というような状態なので、職場で使っているキーボードをNiZのものに変えてみようかな〜なんて最近は思ってます。

来月買おうかなあ。