免許取得&納車から早一ヶ月。バイク乗りの洗礼とも言える立ちゴケイベントが起きました。
記憶の限りでは、信号が青になってニュートラルから1速に入れて、左足を地面に置いてから右足をステップに置くつもりが、左足でギア操作をしてステップに足を置いたまま、右足をステップに置いてしまった=停止状態で両足をステップに乗せてしまったのでバランスを崩してそのまま立ちゴケした感じだったと思います。しかも、バランスを崩しそうになった時に咄嗟に左足を地面に置こうとしたけどステップの突起にブーツのかかとが引っかかって足が出なかったっていうのもあります。
友人とプチツーに行った帰り道で立ちゴケしたのでした。(左:YAMAHA YZF-R25 右:Kawasaki Ninja 250SL)
立ちゴケの被害状況
カウル損傷
停止状態での立ちゴケということもあってか、そこまで大きく傷が付くことはありませんでした。近くで見ればそりゃわかりますが、遠目から見ると目立ちません。そして、カウルを交換するとなると、部品代だけで¥12,600掛かるので今回は交換しないことにしました。余剰資金ができたら新品カウルに交換するかもしれません。それまでシルバー系のタッチアップをしておくのもありかもしれません。
バーエンド損傷
バーエンドから着地したのかこれは結構傷が付きましたが、交換は簡単だしいずれ社外品バーエンドに交換するかもしれないのでとりあえずこのままにしておきます。
シフトペダルの湾曲
シフトペダルも転倒時の受け皿になったのか内側に曲がってしまいました。随分レーシーな仕様になったとポジティブに捉えることも出来ますが、元のポジションに戻しておくことにしましょう。
このページを参考にして、力ずくで外側に曲げました。勢い余ってバイクを転倒させないように注意です。
ステップの折れ
今回の本題です。ポキっと逝ってしまいました。さすがに折れたら修理不可能なのでステップは交換しちゃいます。
ウィンカーなんかも突起しているので折れちゃったりするのかと思いましたが、折れることなく動作も問題なく、むしろ傷一つ付いていませんでした。
ミラーの後ろも若干傷が入りましたが、目立たないので今回は放置です。
純正ステップの注文
今回はWebikeを使って純正部品の注文をしました。
まずは自分が欲しい純正部品の品番を調べます。
YAMAHAだったらPC版サイトから調べるなり、アプリから調べるなりすれば見つかります。
自分が欲しかったのは左側のステップで、2015年式YZF-R25に使われている物の品番は「1WD-F7451-00」です。
品番がわかったらこのページから自動で見積もりをとって、あとは注文するだけ!めちゃくちゃ簡単。
純正部品とか言うからYSPとか行って取り寄せしてもらうのかと思ってたら全然違いました。
ちなみにお値段は部品価格¥1,089の送料が¥260で合計¥1,349でした。
バンクセンサーを外しておく
Webikeで注文した部品は発送まで2日程度かかるということだったので、部品が到着するまでに、折れたステップに付いたままのバンクセンサーを外しておくことにします。
◯で囲ってあるのがバンクセンサーです。センサーなんていう名前が付いているから、中に赤外線照射装置でも組み込まれていて、地面と近づきすぎた時に自動で…なんていくらでも妄想することができますが、実際はそんな大それた物ではありません。バイクのバンク角の限界を迎えた時に、バンクセンサーが地面と擦れて「これ以上傾けたら危ねーぞ」と教えてくれるだけです。
なんて小話はさておき、バンクセンサーを外そうというのが本題なのですが、これめちゃくちゃ固かったです。
固着しすぎててとにかく回らないので、ラスペネ吹いて、タオルに包んでがっちりホールドしながら、力づくでレンチ回してっていうので外しました。大した大きさもない部品なのにこれ外すだけで1時間ぐらいかかってしまいました。
ステップを交換する
お待ちかねのステップ交換タイムです。
部品自体が大きいものではないのでこんな感じで届きます。品名が「レンチ」になっていたのが謎です。
中身はこんな感じ。当たり前ですが純正部品なのでYAMAHAの袋に入っています。かっこいい!
まずはステップ下部にある割りピンを外していきます。
ペンチでピンの先端を曲げていきます。
ピンが大体これぐらい真っ直ぐになったら、ゴムハンマーで先端を叩いてピンを抜きます。最初普通に抜こうとしましたが、固くて抜けなかったのでゴムハンマーで叩いて抜きました。
あとはささってるボルトを抜きます。これも固着していたので、下側からゴムハンマーで叩きつつ抜きました。
中のスプリングを取り出して、ステップの取り外しが完了します。
ここで気づいたのですが、なぜか元々付いてたステップと新品のステップの中の幅が違う…
これは取り付け後の写真ですが、元々の方はステップが捻ってる?のに対して、新品の方は捻っておらず真っ直ぐです。なので先端の突起の向きも違います。微妙に仕様変更されてるのかもしれませんね。
話をもとに戻して、次は取り付けです。と言っても、取り外しと全く逆の手順をやるだけです。特筆すべき点としては、割りピンの再使用は推奨されていませんが、今回は再使用という形を取りました。あと、取り外しておいたバンクセンサーは、取り付け前に予め新品のステップに取り付けておきます。
こんな感じでステップ交換は完了です。
あとがき
やってみると結構簡単でした。純正部品の注文方法も把握できたので、次どっかぶっ壊れても安心です!
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