バイトしてない学生でも20万円のiPhone 14 ProがAppleのローンで買えた話

タイトル通りです。

結論から言うと、バイトをしていない学生でも、20万円ぐらいするiPhone 14 Pro 512GBモデルを、Appleのローン(オリコローン)で買うことができました。金利0%の24回払いです。

結論としてはこれに尽きるのですが、それオンリーだとブログコンテンツとして成立しないので、この記事では、なぜローンと言ってもPaidyを使わずオリコローンを組んだのか、ローンを使って購入すると確実に発売日に手に入らないのでそれをどうやって回避したのか、オリコローンの審査にかかる日数など、購入完了するまでの経緯を時系列順に書いていきます。文章が長いと思ったら適宜飛ばしながら読んでみてください笑

そもそもiPhone 14 Proを買おうと思った理由

今現在、iPhone SE 第2世代を使っているのですが、購入から丸2年以上が経過し、ただでさえバッテリー持ちが悪い機種なのにバッテリーの劣化で更にバッテリー持ちが悪くなっていますし、5Gも非対応、ストレージ容量不足でリンゴループに陥ったり、ベゼルレスのiPhoneに戻りたい!という風に考えていたりしたので、次発表されるiPhoneに買い換えようとだいぶ前から考えていました。

新型iPhoneは、発表年の冬頃から少しずつ、春先には主要な情報がリークされている傾向にあります。

iPhone 14シリーズも例外ではなく、パンチホール採用という情報に至ってはなんと2021年の3月、iPhone 13シリーズでさえ発表されていないこの時期から噂されていました

iPhone Xから、XS、11、12、13と5年もノッチ続きだったがこのタイミングでパンチホールに変更、とのことで、確かこの情報を手に入れたあたりからiPhone 14シリーズを買おうと思っていた気がします。

Far Out.

そして月日流れ、迎えた恒例のApple9月の基調講演。

カメラが更に大きくなるとか、カラバリとか、先程も述べたパンチホールの件とか、衛星通信に関しての情報などは事前に得ていたので事実確認という感じで視聴していました。(数年ぶりにリアルタイムで観た)

この生放送も隅で流しながら視聴していたのですが、とっても楽しかったです。

事前に情報は得ていた、と言いつつも、Dynamic Islandに関するリークは皆無だったので発表を見てとっても驚きましたし、パンチホールというデメリットを、Appleお得意のソフトとハードの融合術を使ってメリットに昇華させている点に感服でした。

イベントのティザーや講演中に使われていた曲も気に入ったので貼っておきますね。

予約の予約

iPhoneは発表の翌日に予約開始というのが通例なのですが、実は発表後から予約開始前までに、予約の前準備ができるのをご存知でしょうか?

詳しくはこの動画で実演されているのですが、予約開始前にPaidyのローンの審査を受けることができるんですね。それでローンの審査が事前に通ってれば、支払い方法がローンであろうと予約がすぐに確定する→発売日にゲットできる、といった具合です。

今使っているiPhoneのストレージの都合もあり、買うとしたら512GB。でも14 Proの512GBって¥194,800もするんですよね…。一括で払えなくはないし、来年から社会人として働くとしても、バイトをしていない学生からすると一気に口座から20万円消えるのはちょっと心もとない。

バイトはしていたのですが、内定先も決まっているし、貯金もあるので6月末に辞めたんですよね。

ということで、Paidyのローンを使って予約の前準備を済ませてから予約争奪戦(本番)に臨むことにしました。金利0%で36回払いができるので使わない手はないですよね。

早速『ペイディあと払いプランApple専用』に申し込むためにPaidyアカウントを作成、免許証でeKYCの認証を済ませます。本人情報を入力して送信!

すると5分後、早くも(?)審査結果がメールボックスに。

お…落ちた…

入力から5分で審査結果が来るということは、確実に機械的に弾かれたはずです。「いただいた内容をもとに検討を行いましたが」なんていう文面は嘘八百ですね。

バイトをしていないので収入が無いというのが原因だと思います。

どうしたものかと思案していたところ、Appleオンラインストアで使えるローンはPaidyだけでなくオリコのローンもあることを思い出しました。

オリコローンで新製品を購入する際の問題点

オリコローンは予約の前準備には非対応、つまり、オリコローンの審査が通ってから予約の確定となるので確実に発売日に手に入らなくなります。

ローンで買えるのはありがたいけど、ずっと楽しみにしてきたので発売日に手に入らないのも困る。

ダメ元でAppleサポートに「最初一括払いで予約して、後からローンに変更してもらい、ローンの審査が通ればローンで、ローンが落ちたら一括払いで払うことはできるか」と訊いてみたら「不可」との回答が。

またまたどうしたものかと思案していたところ、Appleの返品制度を使うことを思いつきました。

Appleの返品制度

Appleの返品制度ってかなりアメリカンな仕様なのをご存知でしょうか。

開封済み・使用済みであっても、付属品や箱などが全部揃ってれば返品を受け付けてくれるというものです。期限は製品を手にしてから実質3週間(返品申請期限2週間+発送期限1週間)で、送料もApple持ちなのでこちらにかかるコストは0です。しかも返品する時に返品する理由などを訊かれることもありません。

これを今回のケースにどう活かすかということなのですが、

  1. まず、予約開始と同時に一括払いでiPhoneを予約
  2. 続けて、オリコローンでiPhoneを予約
  3. (ローンの審査が通った場合)翌日・翌々日あたりに審査完了でオリコローンで買った方の予約が確定
  4. 発売日に一括払いで買った方をゲット
  5. 遅れて(今の所何週間遅れるかは不明)オリコローンで買った方が到着
  6. 一括払いで買った方を返品

とこんな感じで、予め2台買っておいて途中で入れ替える手法を思いつきました。

オリコローンで買った方の到着が3週間以上遅れてしまうと、それまでに一括で買った方が返品期限を迎えてしまうので別のiPhoneで間を繋げる必要があるのですが、まあ発売日にゲットしてそこから3週間は使えるんですからそれは大した問題ではありません。

迎えた予約争奪戦

2022年9月9日 21:00―

遂に始まった予約争奪戦。記憶の限りでは21時03分にApple Storeアプリで予約操作可能な状態になった気がします。遅れて21時06分とかそれぐらいにWeb版のApple Storeがオープンした気がします。

まずは順調に一括払いの方のiPhone 14 Proを押さえます。

次いでオリコローンの方も押さえます。

Appleストア側で注文処理が終わったらオリコのページの飛ばされて、審査に使いそうな情報を色々入力します。

これは記事執筆中に撮った、オリコローンで買った方の注文情報のスクショなのですが、到着がずっと9月16日表示なのが不可解です。

Appleのお兄さんは「審査が通ってから注文を処理する」みたいなこと言ってたので、本来だったら10月中旬とか酷かったら11月近辺になりそうな気がするのですが…

何はともあれ、とりあえず2台のiPhoneを押さえることができました。

後はオリコローンの審査が通ればプラン通りです。

追記: オリコローンで買った方も発売日に届きました。なので「発売日に欲しいけどローンだと…」なんて考える必要ありませんでした。

オリコから電話がかかってくる

翌日9月10日の夕方、いきなり03から始まる番号から着信が。

電話に出てみると「この度はApple Online Storeのショッピングローンにお申し込みいただきありがとうございます」みたいな感じでオリコから電話がかかってきました。

初っ端「学生さんで収入が無いということでよろしかったでしょうか?」と、いきなり釘を刺すような質問をされたので「来年就職なんで辞めてしまったんですよね」と若干言い訳みたいなのを含みつつ、でも正直に答えておきました。

その後、世帯主(親)に代わってくれと言われたので電話をパスして終了。

オリコからメールが来る

同じ日の19時41分、オリコから審査完了のお知らせ。

「ご契約が成立しました。」とのことで、オリコローンの審査も通り無事プラン通りに事を進めることができました。

次の金曜日が楽しみ!

次の金曜日にやっと念願のiPhone 14 Proを手にできると思うとワクワクが止まりません。

Apple銀座で受け取った後新橋駅付近のマックで開封の儀やろうかなーとか今のうちから色々考えてしまっています。

Apple銀座と言えば、今は銀座8丁目の仮店舗に移転してしまっているので、やっぱり由緒正しい旧店舗で14 Pro受け取りたかったな…とか思っちゃったりします。

これは自分のiOS端末遍歴なのですが、14 Proは自分にとって9台目のiPhoneになります。(iOSで見ると11台目)

何気に最初のiOS端末を手にしてから10年経過していることに驚きました。

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